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がん、循環器疾患、糖尿病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの生活習慣病は、私たちの医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めており、急速に進む高齢化を背景として、その予防は私たちの健康を守るために、大変重要となっています。
また、平成20年度より特定健診・特定保健指導が開始し、メタボリックシンドロームを中心に、自らの健康状態を把握し、生活習慣を改善したいと考える方々が増えています。
生活習慣病を正しく理解し、みなさまの健康のお役に立てて下さい。

生活習慣病とは

生活習慣病とは、「健康的と言えない生活習慣」が関係してしている病気のことで、逆に言えば、生活習慣次第で発病を防ぐことができる病気という言い方もできます。また、発病した後の経過は、生活習慣によって大きく左右されることが少なくありません。

病気の原因としてわかりやすいのは、細菌やウイルスなどの「病原体」や「有害物質」などです。また、なにかの病気になりやすい体質が先祖から引き継がれる、「遺伝的な要素」も、病気の発症や進行に影響します。そして、もう一つ、食習慣、運動習慣、休養のとり方、嗜好(飲酒や喫煙)などの「生活習慣」も、糖尿病、高血圧、さらにはがん、脳卒中、心臓病など多くの疾病の発症や進行に深く関わっていることが明らかになっています。

生活習慣病とは、これら三つの要素のうち、三番目の生活習慣にかかわる要素が強い病気をまとめて言い表した総称です。

疾病の発症に関わる要

生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性についてのイメージ画像

「生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について」

生活習慣病に該当する病気

生活習慣病に該当する主な病気として、例えば、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病、慢性腎臓病(CKD)、高尿酸血症/痛風、肥満症/メタボリックシンドローム、脂肪肝/非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性肝炎(NASH)、アルコール性肝炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD、肺気腫や慢性気管支炎)肺がん、大腸がん、歯周病、などが挙げられます。

高血圧について

脂質異常症について

糖尿病について

高尿酸血症(痛風)ついて

生活習慣病の予後(経過)

自覚症状が現れないとは言っても、「健康的と言えない生活習慣」の影響は確実に身体の負担として蓄積されていきます。そして、やがて心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、脳出血などの、より深刻な病気を引き起こします。

結果として、QOL(quality of life:生活の質)が低下し、健康寿命(介助や介護を受けずに生活できる期間)が短くなってしまったり、寿命も短くなってしまうという結果を招いてしまいます。

一方で、生活習慣病は国民医療費(一般診療医療費)の約3割、死亡者数の約5割を占めており、また、要支援者及び要介護者における介護が必要となった主な原因についても、脳血管疾患をはじめとした生活習慣病が3割を占めるとともに、認知症や、高齢による衰弱、関節疾患、骨折・転倒で5割を占めるなど社会的にも大きな課題となっています。

黒沢クリニック
院長
黒沢孝光
診療内容
内科,消化器内科
住所
〒290-0142
千葉県市原市ちはら台南2-32-2
もりまちちはら台モール
スターバックス斜向かい
アクセス
・JR外房線「鎌取駅」より小湊鉄道バス「ちはら台」行 「ちはら台中央」下車 徒歩3分
・京成千葉線「ちはら台駅」より小湊鉄道バス「鎌取駅」行 「ちはら台中央」下車 徒歩3分
休診:木曜、土曜午後、日曜、祝日
※:第5週目は14:00~17:00までの診療
診療時間 日祝
9:00~12:00
15:00~18:00 ●※ ●※ ●※ ●※
担当医表
■第1・3
日祝
9:00~12:00 黒沢 向井 黒沢
向井
黒沢
向井
向井
15:00~18:00 向井 向井 向井 黒沢
■第2・4
日祝
9:00~12:00 黒沢 黒沢
向井
向井 黒沢
向井
黒崎
15:00~18:00 向井 向井 向井 黒沢
■第5
(※現在調整中です。臨時休診の可能性がございます。)